九条ネギは葉がやわらかく、加熱すると甘みが強くなる野菜です。
その甘さの中身が「フルクトース」と「グルコース」です。
①フルクトース(果糖)
*甘さが強い糖
・砂糖より甘く感じる
・冷たい状態で甘みが強い
・少量でも甘く感じやすい
甘味強度(目安)
砂糖=1.0
フルクトース=約1.2~1.7
九条ネギの「とろ甘」の主役になりやすい
②グルコース(ブドウ糖)
*甘さは控えめ
・体にすぐ吸収される
・エネルギー源になる
・甘さはやや穏やか
甘味強度(目安)
砂糖=1.0
グルコース=約0.6~0.7
甘さの土台になる糖
③違いをシンプル比較【九条ねぎ】
| 項目 | フルクトース | グルコース |
| 日本語名 | 果糖 | ブドウ糖 |
| 甘さ | 1.2~1.7倍(砂糖比) | 1.0(砂糖比) |
| 役割 | 甘味を強く感じさせる | ベースの甘み |
| 体内吸収 | ゆっくり | 速い |
④長ネギの場合のフルクトース量
フルクトース(果糖):約2.0g:100g
グルコース(ブドウ糖):1.6g:100g
ショ糖:0.2g:100g
| 項目 | フルクトース | グルコース |
| 日本語名 | 果糖 | ブドウ糖 |
| 甘さ | 砂糖の約1.2~1.7倍 | 砂糖と同程度 |
| 役割 | 甘みを強く感じさせる | 基本的なエネルギー源 |
| 体内吸収 | 小腸吸収→主に肝臓で代謝 | 小腸吸収→直接血中へ |
⑤九条ネギでの違い
九条ネギは
・フルクトースが多いと「濃い甘さ」
・グルコースが多いと「やわらかい甘さ」
・加熱すると両方とも感じやすくなる
だから
糖の量だけでなく、
どの糖が多いかで甘さの質が変わる。